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騎兵隊
「騎兵隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
騎兵隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
とに続いた。主将耕雲斎は「奉勅」の旗を先に立て、三蓋菱の馬印を立てた百人ばかりの
騎兵隊がその前に進み、二百人ばかりの歩行武者の同勢は抜き身の鎗でそのあとから続い....
「道標」より 著者:宮本百合子
そうに肯定した。一九一七年から二〇年にかけてウクライナで革命のために活躍した第一
騎兵隊と云えば、その英雄的な物語は戯曲のテーマにもなっていた。ブジョンヌイは、そ....
「ソヴェト文壇の現状」より 著者:宮本百合子
初の娘」 ブスイギン 「お喋りになった」 ウィシニェフスキー 「第一
騎兵隊」 ゲラシモフ 「詩集」 ゴルバートフ 「細胞」「我等の....
「プロレタリア婦人作家と文化活動の問題」より 著者:宮本百合子
アヒムの文学サークル指導をしていたし、同じ年赤軍の文学サークルの作った戯曲「第一
騎兵隊」を完成上演させるために努力した。 当時からいままでに、ただ、二〇年がす....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
命的役割は「赤のパルチザン」の功績にハッキリと現れている。 ソヴェト同盟の第一
騎兵隊《ペールヴァヤ・コンナヤ》と云えば、革命第十三年の今日、なおソヴェトの農民....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
を待ってるんだい。もう長い前に信号はされてる。装鞍《そうあん》らっぱは鳴ったし、
騎兵隊は行進してる。君は自分の馬だけに気を配ればいい。列につけ! そして駆け足!....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
副官ベルナールは彼等に皇帝の命令を伝えた。ネーは剣を抜いて先頭に立った。偉大なる
騎兵隊は動き出した。
恐るべき光景が現われた。
それらの騎兵は、剣を高く上げ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
のを持っていた、すなわち、兵士としては剣と銃とを同じく巧みに操縦し、将校としては
騎兵隊と歩兵隊とを同じく巧みに操縦し得る能力を持っていた。そういう能力が更に軍隊....
「三筋町界隈」より 著者:斎藤茂吉
、だんだん利目がなくなって来るというような具合であった。ところがあたかもそのとき
騎兵隊の演習戦があった。卒は黄の肋骨のついた軍服でズボンには黄の筋が入ってあり、....
「決闘」より 著者:神西清
切に惜しむ。彼はきっと卓越した天才的な司令官になったに相違ないと思う。その率いる
騎兵隊を河中に溺らせて、屍の橋を架け得た人に相違ない。実戦に必要なのは、築城術や....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
。 十七歳のとき、そのころオランダ遠征軍を率いていた継父レスターがエセックスを
騎兵隊指揮官に任命した。この地位は、外見のはなばなしさに比べると責任の軽いもので....
「六号室」より 著者:瀬沼夏葉
中で一人気の置けぬ親友なので。ミハイル、アウエリヤヌイチは元は富んでいた大地主、
騎兵隊に属していた者、しかるに漸々身代を耗ってしまって、貧乏し、老年に成ってから....
「三国志」より 著者:吉川英治
と、云いわたした。 呂布のむら気はいつものことだが、これにはみんな泡をくった。
騎兵隊は、即刻、砂けむりあげて、花嫁の行列を追った。 呂布は、書面を認めて、 ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
もう南がわの山すそは、人馬の地鳴りと虚空のあらしだった。――怒濤の敵勢は、一群の
騎兵隊を以て、二本松の義貞の中軍へ当りながら、依然、主動力はここの丘へむけていた....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
もって一挙に止めを刺さんと計画を立てた。 これがため敵の左翼に対してはグローチの
騎兵隊をもって牽制せしめ、敵の右翼に対しては第三軍団をもってセント・アルマント村....