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骭
「骭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
骭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
《ひ》かぬ人もあるし、また外部から見るといかにも凛々《りり》しく、衣《ころも》は
骭《かん》に至り袖腕《そでわん》に至り、鬼とも組打ちしそうな風采《ふうさい》をな....
「煩悶」より 著者:正岡子規
ちまうな。いやになりんすだ。いやだいやだも………だっていやがらア。衣《ころも》、
骭《かん》に――到《いた》り――か、天下の英雄は眼中にあり――か。人を馬鹿にして....
「春心」より 著者:田中貢太郎
しと云う音がして、二人の出て往った処から壮い男が這って来た。壮い男は右の方の脚は
骭から下がなかった。壮い男はばったの飛ぶようにして長吉の前へ来た。 「音か」 ....