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髄脳
「髄脳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
髄脳の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
年ばかりを送った。すると宗助よりも気分は若いと許された叔父が突然死んだ。病症は脊
髄脳膜炎《せきずいのうまくえん》とかいう劇症《げきしょう》で、二三日|風邪《かぜ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
し、小庭と為《し》て小松をひしと植えられたりとある。『華実年浪草』一上に引いた『
髄脳抄』には才媛|伊勢《いせ》が子の日の松を引き来ってその家に植えたのが大木とな....
「源氏物語」より 著者:紫式部
がみ》の草紙というのを、読めと言って女王《にょおう》さんが貸してくれたがね、歌の
髄脳《ずいのう》、歌の病《やまい》、そんなことがあまりたくさん書いてあったから、....
「馬琴の小説とその当時の実社会」より 著者:幸田露伴
の著述は、些細なものまでを勘定すれば百部二百部ではきかぬのでありますが、その中で
髄脳であり延髄であり脊髄であるところの著述は、皆当時の実社会に対して直接な関係は....