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高翔
「高翔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高翔の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
であろう、些事に自己を顕わすことが多すぎて困る。日々起こる小事件も、哲学、詩歌の
高翔と同じく人種的理想の評論である。愛好する葡萄酒の違いでさえ、ヨーロッパのいろ....
「あめんちあ」より 著者:富ノ沢麟太郎
に乱れ、どよめくままに鯨波とともに総立になった。 渦巻く声―― 渦巻く声――
高翔する声―― 空気は意識あるもののように鳴った。 この記念すべき光景―― ....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
べて、意味としての認識価値があるものである。然るにこれ等の気分感情は、すべて心を
高翔《こうしょう》させ、浪《なみ》立たせ、何等か普遍に向ってのひろがりを感じさせ....
「日記」より 著者:宮本百合子
た。 男性は情慾を持つ。女性は限りない肉感を持つ。情慾が制せられ、忘られて愛に
高翔した時、男性は、明るく、強く、朗らかになるのではないか。女性の場合では肉感が....
「霊的本能主義」より 著者:和辻哲郎
的本能主義者の足跡の残れるを知る。 さらにルーテルを見よ、クリストを見よ、霊の
高翔する時物質の苦を忍ぶはやすい事である。一生を衆人救済と贖罪とに送って十字架に....
「三国志」より 著者:吉川英治
※芝 中参軍安遠将軍 馬謖 前将軍都亭侯 袁※ 左将軍高陽侯 呉懿 右将軍玄都侯
高翔 後将軍安楽侯 呉班 領長史|綏軍将軍 楊儀 前将軍征南将軍 劉巴 前護軍|....
「三国志」より 著者:吉川英治
して来るあって、腹背に敵をうけ、完膚なきまでに惨敗を喫した。ただここに蜀の遊軍|
高翔と張翼とが、救援に来てくれたため、辛くも血路をひらき得て、趙雲はようやく敗軍....