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高角
「高角〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高角の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」より 著者:寺田寅彦
さんが掃除を始める、その箒の音がこれに和する。この三つの音が次第に調子を早める。
高角度に写された煙突から朝餉の煙がもくもくと上がり始めると、あちらこちらの窓が明....
「地球要塞」より 著者:海野十三
舷前方《さげんぜんぽう》から現われるであろう。よって貴艦隊は、これに対し、直ちに
高角砲をもって砲撃せよ。よろしいか。そうすることを約束するなら、私は一時、退席し....
「沈没男」より 著者:海野十三
主力艦であり、速力は二十二ノット、主砲としては十五|吋砲を八門、副砲六吋十二門、
高角砲四吋八門、魚雷発射管は二十一吋四門という聞くからに頼母しい性能と装備とを有....
「人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
少年はふしぎにおもった。 すると、どどーんという大きな音がして、ぱっぱっぱっと
高角砲のたまが空中で破裂した。そこはちょうど、編隊のまん中であった。飛行機の方で....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
は攻めおとすことができないと分かった。なにしろ二十インチの巨砲である。ものすごい
高角砲である。べらぼうに厚い甲板の装甲である。恐しく用心をした二重三重の魚雷防禦....
「空襲警報」より 著者:海野十三
た。 「第四艦隊発警報。――敵ノ超重爆撃機二機ヲ、遂ニ南方ニ見失エリ。他ノ一機ハ
高角砲ニヨリ粉砕シ、他ノ一機ハ海中ニ墜落セシメタリ。本艦隊モ駆逐艦一隻損傷ヲ受ケ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
、一首の甘美な愬えに触れたためであろう。 「袖振る」という行為の例は、「石見のや
高角山の木の間より我が振る袖を妹見つらむか」(巻二・一三二)、「凡ならばかもかも....
「昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
によると、噸数《トンすう》は八千五百噸、武装は十五|糎《サンチ》砲十五門、十二糎
高角砲四門で、速力は三十三ノットだ。 この数字を見ただけでも、『最上』級が立派....