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高高
「高高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
高高の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旅愁」より 著者:横光利一
ろを振り返って見直した。勿論、家は見たままの静かな姿で、入日を受けた明るい壁際に
高高と桐の花を咲かせていた。それでも、まだ矢代の荷物ある寺の方へと足が早まろうと....
「宇賀長者物語」より 著者:田中貢太郎
をしておりました。 「旦那様、また一|疋兎がかかりました」と云って、見張の男は鼻
高高と云いました。 長者は黙って頷ずいて、じっと壮い男の顔を見おろしておりまし....