鬼押出[語句情報] »
鬼押出
「鬼押出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鬼押出の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅間山麓より」より 著者:寺田寅彦
を踊っている。どこか泉鏡花の小説を想わせるような雰囲気を感じる。 翌日自動車で
鬼押出の溶岩流を見物に出かけた。千ヶ滝から峰の茶屋への九十九折の坂道の両脇の崖を....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
子爵という青年が、東京から三、四日の予定で遊びに来ると、夫人はその青年と乗馬で、
鬼押出しの方へ遠乗りに出かけてしまった。出がけに、ちょっと病室へ顔を出し、そこに....
「光は影を」より 著者:岸田国士
よつとした噴火ですめばいゝけどさ。天明の大爆発みたいなことがないとも限らないわ。
鬼押出し、まだ、ご存じない?」 「知らない。天明とは、よく歴史をしらべたもんだな....