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鬼病
「鬼病〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鬼病の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
われ長者の家に生まる、懐姙中その母能く経を誦む、父この子の所為《しわざ》と知らず
鬼病《もののけ》と為《おも》う、その子の前生に経を聞かせた僧往きて訳を話しその子....
「蓮香」より 著者:田中貢太郎
は腹の中がさっぱりして精神が爽やかになった。桑は心の中で蓮香に感謝したが、しかし
鬼病とは思わなかった。蓮香はその夜から桑の榻につきっきりになっていた。 数日の....