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鯨尺
「鯨尺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鯨尺の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日は輝けり」より 著者:宮本百合子
るような――を立てて来たのは、一匹の小さな小さな虫であった。 体全体の長さが、
鯨尺の一分にも足りない、針の元ぐらいの頭に、ようようこれが眼かしらんと思われるも....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
に、やや以上の仕方と異なるところあれば、左に掲ぐ。 (前略)女竹三本を節込みにて
鯨尺一尺四寸四分にきり、これを上より全長の十分の三、下より十分の七の所にて苧紐に....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
と同じ一斤に相違のあるのは国の文明が進歩しない印で実に不便この上なしです。尺にも
鯨尺《くじらじゃく》と曲尺《かねじゃく》とがありますし、同じ一尺といっても二寸ほ....