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「鴨脚樹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鴨脚樹の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大島が出来る話」より 著者:菊池寛
見たいと思った。朝飯が済むと、彼は縁側に寝転《ねころ》んで、芽ぐむばかりになった鴨脚樹《いちょう》の枝の間から、薄緑に晴れ渡った早春の空を眺《なが》めて居た。す....
非情の愛」より 著者:豊島与志雄
は腑に落ちない顔つきで、黄色い葉を一枚ずつ取り出して卓上に並べた。 銀杏はまた鴨脚樹とも書く。或る地方では、子供たちが、銀杏の葉を鴨に見立てて、それを川に泳が....