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「鴻臚館〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

鴻臚館の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
国公使参内のうわさは早くも京都市民の間に伝わった。往昔、朝廷では玄蕃の官を置き、鴻臚館を建てて、遠い人を迎えたためしもある。今度の使節の上京はそれとは全く別の場....
源氏物語」より 著者:紫式部
のようになっている右大弁《うだいべん》の子のように思わせて、皇子を外人の旅宿する鴻臚館《こうろかん》へおやりになった。 相人は不審そうに頭《こうべ》をたびたび....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
去る霞《かすみ》かな 滝口に燈《ひ》を呼ぶ声や春の雨 白梅や墨|芳《かん》ばしき鴻臚館《こうろくゎん》 宗鑑《そうかん》に葛水《くずみづ》たまふ大臣《おとど》か....