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鷺流
「鷺流〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鷺流の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「木の子説法」より 著者:泉鏡花
かに且つ陰々として、月清く、風白し。化鳥の調の冴えがある。 「ああ、婦人だ。……
鷺流ですか。」 私がひそかに聞いたのに、 「さあ。」 一言いったきり、一樹が....
「白金之絵図」より 著者:泉鏡花
。」と云った。 ここに老人が呟いた、大沼勘六、その名を聞け、彼は名取の狂言師、
鷺流当代の家元である。 七 「料理が、まずくて、雁もどきがうまい、....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
門の屋敷の庭で恋語りをしている男女があった。
狂言には三つの流派がある。
鷺流、和泉流、大蔵流である。ただし現在では
鷺流は滅びて、二流だけになっている。「....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
地蔵へ参ろうと、御殿町へ上ると、樹林|一構、奥深い邸の門に貼札が見えたのです――
鷺流狂言、開興。入場歓迎。――日づけが当日、その日です。時間もちょうどでありまし....