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鹿苑院
「鹿苑院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鹿苑院の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
しなり。左に模《うつ》しし画にてその製《つく》り様を見たもうべし(第四図イ)、『
鹿苑院殿御元服記《ろくおんいんどのごげんぷくき》』永和元年三月の条、〈御車新造、....
「雪の宿り」より 著者:神西清
げに往来するばかり、功徳池と申す蓮池には敵味方の屍がまだ累々と浮いておりますし、
鹿苑院、蔭凉軒の跡と思しきあたりも激しい戦の跡を偲ばせて、焼け焦げた兵どもの屍が....
「南蛮秘話森右近丸」より 著者:国枝史郎
行く。着ている白衣が生白く見える。時々月光が木間を洩れ、肩のあたりを淡く照らす。
鹿苑院金閣寺、いつかその辺りも通ってしまった。だんだん山路が険しくなる。いよいよ....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
の穴太の散所法師が延暦寺に属して、各その駆使に任じていた傍例に徴するに、彼らまた
鹿苑院に属して、その駆使に委したものであったであろう。そしてこの例をもって推せば....