麝香草[語句情報] » 麝香草

「麝香草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

麝香草の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
の頭髪、色を変えるに致しましても、いささか薬剤が違います。……鳶尾根末、亜鉛華、麝香草、羊脂、魚膠、雷丸油、疱瘡で死んだ嬰児の脳漿、それを練り合わせた塗抹剤……....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
う、とう おいらが持つのは一人の神様 一人の王様 たった一文《いちもん》に靴片方麝香草《じゃこうそう》に露の玉 朝っぱらから飲んだくれ 二羽の雀は満腹ぷう ばっ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
《おでい》の流れ、それらは何であるか? 花咲く牧場であり、緑の草であり、百里香や麝香草《じゃこうそう》や鼠尾草《たむらそう》であり、小鳥であり、家畜であり、夕方....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
胡麻のタネは本当の純種子である、そしてゴマには通常黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマがある。麝香草の香い 諸地の山中にはジャコウソウと称する宿根草があって、クチビルバナ科....