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「麦糠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

麦糠の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
く、うまい、厭《あ》きた、ねむり、起きる、鼻がつまる、ぐうと鳴らす、腹がへった、麦糠《むぎぬか》、たべる、うまい、つかれた、ねむる、という工合《ぐあい》に一つず....
奥の海」より 著者:久生十蘭
ところへ、天保四年の飢饉のたたりで水のような粥にも事欠くようになり、大方は米糠や麦糠《ふすま》を糧にし、対屋の梁を伝う、やまかがしや青大将はご馳走のうちで、荘園....
食道楽」より 著者:村井弦斎
《ねりえ》でも材料が不足だったらば煮る物の中へ米糠《こめぬか》やフスマやあるいは麦糠などを加えて遣ります。ただ急劇に食物を変化させるのは禁物で昨日《きのう》まで....