» 黄み

「黄み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黄みの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅日記から」より 著者:寺田寅彦
一 シャンハイ 四月一日 朝のうちには緑色をしていた海がだんだんに黄みを帯びて来ておしまいにはまっ黄色くなってしまった。船の歩みはのろくなった。艫....
病室の花」より 著者:寺田寅彦
だけの知識はないからそのままに任せておいた。そのうちに葉は次第につやが無くなり、黄みが勝って来て、とうとう下のほうの葉が一つ二つ落ち始めた。残った葉もほんのちょ....
食道楽」より 著者:村井弦斎
取ったクリームは色が白く出来ます。青草などを与えた牛の乳から取るとクリームの色が黄みを帯びます。我邦《わがくに》では牛乳屋が衛生思想のないために春から夏へかける....