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「黄色人種〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

黄色人種の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
市政の巻 品川駅の蓄音機 万世一系のミカドの居ます東京――。黄色人種中最高の民族のプライドを集めた東京――。 僅か五十幾年の間に日本をあれ....
少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
ってるのか」 「もちろん、ぼくはまじめだ。真実のことをいってるのだ、ぼくら四人は黄色人種の治下に甘んじて忍従することはできないのだ」 けわしい空気が室に充満し....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
立川中将をにらみつけて、 「しかし、日本人は黄色い顔をしているじゃありませんか。黄色人種は劣等人種です。わが軍は、こんどは武運がなくて負けたけれど、心から日本に....
西航日録」より 著者:井上円了
敗をとるはもちろんなり。 インド出発後、船中の乗客はみな白人種にして、他人種は黄色人種たる拙者一人のみなれば、自然の勢い、白人種に圧倒せらるる傾向あり。ゆえに....
上海」より 著者:横光利一
れわれ黄色人だということを証明しているわけで、したがって、世界の実行力の中心点は黄色人種にあるということになるのですが、こういう現象が今日のようにこうまではっき....