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黒内障
「黒内障〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
黒内障の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「溺るるもの」より 著者:豊島与志雄
いた。十六七の時に急に悪くなったのだという。兄は盲目だそうだ。遺伝性黴毒からきた
黒内障《そこひ》ではないかと私は思った。が彼女は角膜炎だと云った。そして近眼で乱....
「それから」より 著者:夏目漱石
あるというまでで、負った事実には決してなれなかった。代助は惘然《もうぜん》として
黒内障《そこひ》に罹《かか》った人の如くに自失した。 彼は又三千代を訪ねた。三....