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鼓角
「鼓角〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鼓角の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「樹氷」より 著者:三好十郎
の音。 それに合せて歌う香川の歌声が表へ出て来る。 ………… 蜀軍の旗ひかりなく
鼓角の音もいましづか 丞相《じょうそう》、病《やまい》あつかりき。 (二) 清....
「三国志」より 著者:吉川英治
た。 やがて、その列が、陣門に近づくと、たちまち、見張りの櫓からひょうひょうと
鼓角が鳴り、たちまち、鼓に答えて、一|彪の軍馬が前をさえぎった。 「待て、どこへ....
「三国志」より 著者:吉川英治
昼夜、気をつかうので、全軍ようやく疲れかけていた。 するとその日、四峡の谷に、
鼓角のひびき、旗の嵐が、忽然と吹き起って、一輛の四輪車が、金鎧鉄甲の騎馬武者にか....