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鼠骨
「鼠骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鼠骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中生活」より 著者:堺利彦
寒川
鼠骨君には「新囚人」の著がある。田岡嶺雲君には「下獄記」の著がある。文筆の人が監....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
規氏は写生文と言うものをも始めたが、この方面では坂本|四方太《しほうだ》氏、寒川
鼠骨《さむかわそこつ》氏などが最も子規氏に見出されていた。そうして、碧梧桐氏や虚....
「高浜さんと私」より 著者:寺田寅彦
いては恥を曝す癖のついたのはその頃からの病み付きなのである。 夏目先生、虚子、
鼠骨、それから多分|四方太も一処で神田|連雀町の鶏肉屋でめしを食ったことがあった....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
をし、岐阜からまた汽車に乗って京都に入った。旧知の山川に迎えられて、今は碧梧桐、
鼠骨両君の住まっている、もとの虚桐庵に足踏み延ばしてその夜は熟睡した。 ....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
に基いて、われらはその文章会を山会と呼んでいた。その山会に出席するものは四方太、
鼠骨、碧梧桐、私などが主なものであった。従来芝居見物などに誘い出す度びに一向乗り....
「九月十四日の朝」より 著者:正岡子規
室には一種不穏の徴を示して居る。昨夜も大勢来て居った友人(碧梧桐《へきごとう》、
鼠骨《そこつ》、左千夫《さちお》、秀真《ほつま》、節《たかし》)は帰ってしもうて....
「病牀苦語」より 著者:正岡子規
る。それが困るので甚だ我儘《わがまま》な遣り方ではあるが、左千夫、碧梧桐、虚子、
鼠骨《そこつ》などいう人を急がしい中から煩わして一日代りに介抱《かいほう》に来て....