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ふるさと
「ふるさと〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
ふるさとの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人魚のひいさま」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
とを、ひいさまは知っていました。このひとのために、ひいさまは、親きょうだいをも、
ふるさとの家をも、ふり捨てて来ました。せっかくのうつくしい声もやってしまったうえ....
「野のはくちょう」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
かたちになって明かすのだからね。まったくこの岩でもなかったら、ぼくたちは、好きな
ふるさとへかえることができないだろう。なにしろ、そこまでいくのは一年のなかでもい....
「国貞えがく」より 著者:泉鏡花
汽車が通じてから、はじめて帰ったので、停車場《ステエション》を出た所の、故郷《
ふるさと》は、と一目見ると、石を置いた屋根より、赤く塗った柱より、先ずその山を見....
「照葉狂言」より 著者:泉鏡花
とは思わでありし、今年またこの地にて興行せむとて、一座とともに来りたる八年|前の
ふるさとの目に見ゆるもの皆かわりぬ。 たそがれに戸に出ずる二代目のおさなき児等....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
、卯辰山のその麓を思い出させた。 「一本松の先に、ちょっとここを上って見よう。」
ふるさとも可懐しい、わずかに洋杖をつくかつかぬに、石磴の真上から、鰻が化けたか、....
「西航日録」より 著者:井上円了
が詩人の眸のなかに入ってきた。旅客の身はすでに天の果てにあり、それはそれとしても
ふるさとでは遠く旅にありと思っていることだろう。) 蘇士運河 砂原連両岸、....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
たるぞ』との人一倍の意欲が、私の力になった。――話をさらに二十年ほど戻して、私の
ふるさとの村へ返そう。 播州平野に流れる揖保川は鮎の産地として名高い。私はその....
「髷」より 著者:上村松園
若い女性の内部には、その香りが残っていると見えて、お正月とか節分、お盆になると、
ふるさとの髪、日本髪を結う娘さんのいるのは嬉しいことである。 人は一年に一度か....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
植えの花の場合でさえ、人間の勝手気ままな事が感ぜられる気がする。何ゆえに花をその
ふるさとから連れ出して、知らぬ他郷に咲かせようとするのであるか。それは小鳥を籠に....
「明るき世界へ」より 著者:小川未明
月日を送ったのだ。たまたま月の影が、窓からもれると、その月を見て遠い海のかなたの
ふるさとをしのんだ。ある晩のこと、三|人は、その窓から逃げ出した。そして、ようよ....
「海からきた使い」より 著者:小川未明
たがないのですから。」と、おばあさんは頼みました。 少女は、遠い、空のかなたの
ふるさとを思い出しました。いつも、
ふるさとのことを思うと悲しくなりました。 「わ....
「海のかなた」より 著者:小川未明
するのは、小さな星のような真珠が、握り手のところにはいっていたことです。少年は、
ふるさとに近い町の道具屋は一|軒のこらずにきいて歩きました。 「真珠の小さな珠が....
「お姫さまと乞食の女」より 著者:小川未明
て考えています。女は、顔をかごのそばに近寄せました。 「小鳥や、おまえも産まれた
ふるさとが恋しいだろう。さあ、わたしが、いまおまえを自由にしてあげるから、早く飛....
「気にいらない鉛筆」より 著者:小川未明
ばらの花が咲いて、ぷんぷん香っていることなどが、しみじみと考え出されて、いっそう
ふるさとがなつかしかったのです。 「どうしたの?」と、このとき、光子さんがきてや....
「日がさとちょう」より 著者:小川未明
ったのです。あのころのお友だちは、どうしたろう? と思いますと、どうか、一|度、
ふるさとへ帰ってきたいものだと思いました。 彼女は、耳が遠いものですから、同じ....