»
アナロ
「アナロ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
アナロの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「チェーホフ試論」より 著者:神西清
ろう。だがそれは主として彼の芸術の総体が結果として醸しだす或る気分と時代との間の
アナロジーの問題にすぎないのであって、彼の非情がその時代の枠の中においてこそ発生....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
つを結ぶ事によって、始めて無限な「面」の世界が広がる。 これは単なる言葉の上の
アナロジーではあるが、連句はやはり異なる個性のおのおののXY、すなわちX1……に....
「断水の日」より 著者:寺田寅彦
学の通俗的解説には、ややもするとほんとうの科学的興味は閑却されて、不妥当な譬喩や
アナロジーの見当違いな興味が高調されやすいのは惜しい事である。そうなっては科学の....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
機関を構成しているのを見てその有機体の生命の起原を疑い怪しむに相違ない。 この
アナロジーから喚起される一つの空想は、もしや生命の究極の種が一つ一つの物質分子の....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
iation で報告している。その外の実験は色に関するものや、電気感応と惰性との
アナロジーなどに関するもので、これに関するマクスウェルとの文通が保存されている。....
「所謂批評の「科学性」についての考察」より 著者:戸坂潤
盾か何かが、私小説に対する懐疑を産んだのだ。処でこの身辺小説的精神が、そのままの
アナロジーを以て、批評精神に持ち込まれて、それで充分であるという保証はどこにもな....
「空間概念の分析」より 著者:戸坂潤
のような場合を除いても、人々は多くの場合、空間性によって、空間ではなくして空間の
アナロギーに過ぎぬものを意味しようと欲することも亦事実であるであろう。そしてこの....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ではなくて、観念が夫々どのような特殊の存在に対応し又は対応しないかである、それと
アナロガスに、問題は実践が人格の自由を通過するかしないかという形式的で従って無意....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
空間的に表象されたものという概念と空間自身の概念との混同から、第三は空間と空間の
アナロジーとの混同(故にたとえば色の幾何学※Farbengeometrie※とか....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
社会の継子だということなのである。そこから、現代青年と無産大衆との間の、本質的な
アナロジーがなり立っているのである。――婦人運動論者の最も進歩的な者は、婦人と無....
「辞典」より 著者:戸坂潤
技術又は観念生産の技術(例えば創作技術)たる単なる技法や手法は、この技術の観念の
アナロジー・拡大・応用・其他と見られねばならぬ。 (二)技術と技能 この物質的....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
用なものであるに反して、「国民道徳論」(岩波講座『教育科学』)の方は可なり苦しい
アナロジーによるのでしかないが。 泥濘は回り道をしても矢張り泥濘へしか導かない....
「読書法」より 著者:戸坂潤
一寸見当らないように思われる。自然的衝動乃至欲望と社会的合理化過程とが、進化論の
アナロジーによって、同じく弁証法的と呼ばれているに過ぎない。だからこの弁証法は、....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
どういう外貌をもった具体的表象をでも外被として纏うことが出来る。実際吾々は表象を
アナロジーやユーモアやファンタジーやサジェッションに結びつけていつも文学的にもち....
「認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
学的名辞ではなくて一定の現実内容をも意味する、実在自身であるかそれとも実在からの
アナロジーである他ないのである。 で実在=リアリティーの認識であることによって....