»
シンフ
「シンフ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
シンフの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ひとりすまう」より 著者:織田作之助
アルバムを見て、聴かせてくれといい、フランクのピアノ五重奏とヴェトーヴェンの第八
シンフォニイを掛けながら、三人で音楽の話などをした。轡川はぼくの多少ペダンチック....
「貞操問答」より 著者:菊池寛
赦なく吹き込んで、雷はしきりなく鳴り渡って、絶え間なくあたりの空気を震わせ、嵐の
シンフォニイは、今や最高潮に達していた。 別荘の扉を、ほとほとと叩いていた準之....
「チチアンの死」より 著者:木下杢太郎
はボエックリンの半身像円柱の上に立つ。その基底には草花と花の小枝とを盛ったる籠。
シンフォニイの最後の拍子に連れて、序曲を唱う者登場する。そのうしろに炬火を秉る小....
「幾度目かの最期」より 著者:久坂葉子
は、六時から、レコード何を注文してもいいので、ブラームス四番を注文しました。この
シンフォニーは、私が、一番好きな
シンフォニーでした。さて、店の女の子が長時間をか....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
じく神のたくみで創られて、ひとつの神の属性を成し、異なりたる音色をもって共に天の
シンフォニイに参ずるものと信じます。違った特色を発揮しましょう。そして互いにそれ....
「楢重雑筆」より 著者:小出楢重
込まれるような色調が妙に私の気にかかってならないのでした、それは高等な音楽、何々
シンフォニーではなく、夜店の闇に響く艶歌師のヴァイオリンといった種類のもので、下....
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
かり苛立つ、そうして存外に近い山までが、濃厚な藍※色や、紺色に染まって、緑と青の
シンフォニイから成った、茫とした壁画を見るようで、強く暗く、不安な威圧を与える、....
「アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
ッハのものを彼が好むのは偶然ではないかもしれない。ベートーヴェンの作品でも大きな
シンフォニーなどより、むしろカンマームジークの類を好むという事や、ショパン、シュ....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
ての必然の到達点であるとも言われなくはない。ダホメーの音楽とベートーヴェンの第九
シンフォニーとの比較でもそうである。 映画についてはどうであるか。たとえば昔か....
「映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
が響いて来る。ピアノの音からこの旗のはためきに移る瞬間に、われわれはちょうどある
シンフォニーでパッショネートな一楽章から急転直下 Attacca subita ....
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
てのスパークスなどという役者でも決してただのむだな点景人物ではなくて、言わば個性
シンフォニーの中の重要な一楽器としての役目を充分に果たしているようである。これに....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
な筋をもたないから連句は低級なものであると考えるのは、表題音楽が高級で、ソナタ、
シンフォニーが低級であるというのと同様である。連句は音楽よりも次元的に数等複雑な....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
れるものは淡くはかない夏の宵闇である。私はなんとなくチャイコフスキーのパセティク
シンフォニーを思い出す。 実際この線香花火の一本の燃え方には、「序破急」があり....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
い。 上記のような形式から成る「楽章」をさらに三つ四つと続けていわゆるソナタや
シンフォニーを構成する。この組み立てのほうが連句の組み立てと比較するのにより適当....
「路傍の草」より 著者:寺田寅彦
らラディオもそれほど恐ろしいものではないと思った。 その後ある休日の午後、第X
シンフォニーの放送があったとき、銀座のある喫茶店へはいってみた。やはりだめであっ....