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「ブチ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

ブチの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
の寺 これは大正末年の日労党結党当時、友人の田所輝明君が、なりふり構わず全国をブチ歩く私の姿をうたったものだ。以来演説百姓は私の異名となり、今では演説書記長で....
軍用鼠」より 著者:海野十三
た。実をいえば、彼にはもっと心当りの書けないワケを持っていたのである。 それはブチまけた話、彼はもう探偵小説のネタを只の一つも持ち合わせていなかったのである。....
坑鬼」より 著者:大阪圭吉
光らして炭車を押出して来ると、技師は進み出て呶鳴りつけた。 「皆んなここで石炭をブチ撒けて引きあげろ。炭をあけて行くんだ」 女達は瞬間技師の奇妙な命令に顔を見....
三の字旅行会」より 著者:大阪圭吉
のであるが、ふとしたことから、伝さんと三の字旅行会の案内人との、ひそかな親交を、ブチ破ってしまうような、飛んでもない事が持上ってしまった。 或る日のこと。赤帽....
日本脱出記」より 著者:大杉栄
ら土人の生活を心から愛していたようだった。 しかるにこのマダムが、アフリカのヂブチに上陸していろいろと買物をしようとした時、もう夕方で大がいの店はしまっていて....
古事記」より 著者:太安万侶
ノモヂクヌスヌの神です。この神がオカミの神の女のヒカハ姫と結婚して生んだ子がフカブチノミヅヤレハナの神です。この神がアメノツドヘチネの神と結婚して生んだ子がオミ....
どろぼう猫」より 著者:海若藍平
した。 ちょうどこの家の赤犬が通りかかって、この猫を見ると声をかけました。 「ブチ子さん今日は」 猫はふり返って、 「オヤ赤太郎さん。だんだん地べたがつめた....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
をタムチョク・カンバブ(馬の口から落ちて居るという意味)といい、南に流れるのをマブチャ・カンバブ(孔雀の口から落ちて居るという意味)といい、西に流れるをランチェ....
白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
と鰹節とで煮しめて、菜にする、苦味のない款冬である、それから昨夕の残飯に、味噌をブチ込んで「おじや」を拵えて啜る、昼飯の結飯は、焚火にあてて山牛蒡の濶葉で包む、....
不尽の高根」より 著者:小島烏水
原始的で、室でやりそうな商いではないか。三合五勺を出外れると、定規でも当てがってブチきったように、森林が脚下に落ち込んで、眼の前には黒砂の焼山が大斜行する。虎杖....
菜の花物語」より 著者:児玉花外
刺戟されて、遂いうつらうつらと酔った様になってしまう、真黄な濃厚な絵具を野一面にブチ撒けたらしい菜の花と、例の光線が強く反射して私の眼はクラクラと眩しい。それで....
蟹工船」より 著者:小林多喜二
うなことがあったら、睾丸をブラ下げた日本男児は腹でも切って、カムサツカの海の中にブチ落ちることだ。身体が小さくたって、野呂間な露助に負けてたまるもんじゃない。 ....
不在地主」より 著者:小林多喜二
荒川は愉快に笑った。 荒川は何時でも警察に尾行をつけられたり、何回も刑務所へブチ込まれたりしながら、この方の運動をしていた。――健もそれは聞いていた。然し、....
明日は天気になれ」より 著者:坂口安吾
て結婚の儀を申し入れて叱られるような賑やかな出来事があって、そのアゲクに塚本のデブチャンという非常に義侠心に富み、働けど働けど女房に軽蔑され、また常に失恋しつつ....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
らぬ舌で、昔どこかで覚えたらしい仁儀のマネゴトをきった。 「スリの現行犯だから、ブチこんどくれ」 とアンチャン連、凄い目をギロリとむいて、終電に心せかれるのか....