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「上から目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

上から目の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
電報」より 著者:黒島伝治
で中学へやらいでもえいわやの。家のような貧乏たれに市《まち》の学校へやって、また上から目角《めかど》に取られて等級でもあげられたら困らやの。」と、おきのは源作に....
地球盗難」より 著者:海野十三
ていた。博士が動けば、撃とうというのらしい。 「射つな。――」 大隅はベッドの上から目顔で知らせた。佐々は不平だったらしいけれど、博士が全く後向きに仕事に熱中....
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
強くなってまいりました。年に一度の演奏会でさえも、招かれた批評家達には、演奏台の上から目礼するのみのことで、演奏が終れば、サッサと自室に引っ込んでしまうといった....
千曲川のスケッチ」より 著者:島崎藤村
そこから松林の向に指すことが出来る。私達の矢場を掩う欅、楓の緑も、その高い石垣の上から目の下に瞰下すことが出来る。 境内には見晴しの好い茶屋がある。そこに預け....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ったようです。ただ、天上に人ありという意外の驚異で、しばらく、ふり仰いで、高欄の上から目をはなすことができませんでした。 二人が深夜の楼上にこうしているところ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
この時に舌を捲いたと共に、この無意識な挑戦に対しては、その教育上の躾《しつけ》の上から目に物見せてやらなければならないと、覚悟を決め、右の手を延ばして、当るとこ....
田村将軍」より 著者:楠山正雄
一 京都に行ったことのある人は、きっとそこの清水の観音様にお参りをして、あの高い舞台の上から目の下の京都の町をながめ、それからその向こうに青々と霞んでいる御所の松林を....
黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
真砂谷の雪渓は、殆んど直線に近い姿を真竪に顕わして、三つばかりの瀑の白泡が丁度、上から目に見えぬほど静に辷り落ちて来る雪の塊を、其|儘巨大な唐箕か何かで吹き散し....