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中国山
「中国山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
中国山の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
覚えている。 川べには水車がまわり柳がしげり、川下には北寄りの空に勝光山という
中国山脈に近い山が聳えていた。 「行く水」という想念が浮かぶときには私はいつでも....
「風呂供養の話」より 著者:田中貢太郎
中国山脈といっても、播磨と但馬の国境になった谷あいの地に、世間から忘れられたよう....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
薩摩に渡すと笑われ草だよ 雲州と姫路は何しておいでだ お二人さんとも立派な御家門
中国山陰、押えの大名 しっかりしないと切腹ものだよ 中国西海平定したらば 何とか....
「壊滅の序曲」より 著者:原民喜
ろうか、――彼は足の赴《おもむ》くままに郷里の景色を見て歩いた。残雪をいただいた
中国山脈や、その下を流れる川は、ぎごちなく武装した、ざわつく街のために稀薄《きは....
「廃墟から」より 著者:原民喜
のなぐさめになりました。以前はよほど高い建ものにでも登らない限り見渡せなかった、
中国山脈がどこを歩いていても一目に見えますし、瀬戸内海の島山の姿もすぐ目の前に見....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
ぐあいよく四囲の青葉が遮ってくれている。それに城内でもここの位置は最も高いので、
中国山脈の脊梁から吹いてくるそよ風が鬢の毛や、懐を弄って、一刻の午睡をむさぼるに....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ているそうな」 「ふうむ」 「のみならず、備前の住人児島高徳らが、それと結んで、
中国山脈の要地に待ち伏せ、隠岐送りの龍駕を襲って、先帝を奪い回さんと目企んでいる....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
年代であるから、分ってる人には一口でもすむことだが、順序として一通りいってみる。
中国山脈の山間の一城下に、彼が呱々の声をあげた年は、天正十二年の三月だったといわ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
日名倉――」 国境の山の線を、呪いにみちた眸がじっと振り仰いだ、もうその辺りの
中国山脈の脊柱は灰色の夕雲に、斑になって黒ずんでいた。 「よしっ、貰いにゆくぞ、....