» 乞ひ

「乞ひ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

乞ひの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
から要求するものともいうことが出来る。 ○ 布施置きて吾は乞ひ祷む欺かず直に率行きて天路知らしめ 〔巻五・九〇六〕 山上憶良 これも同じ....
四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
金 十三銭也 (十一月九日) 水音明けてくる長い橋をわたる 朝の橋をわたるより乞ひはじめる 朝のひかりただよへばうたふもの 高知へ 日に日に近うなる松原つづく....
十二支考」より 著者:南方熊楠
りしが宿中を遊びつるを容《かたち》の好《よ》きにつれて大磯宿の長者菊鶴といふ傾城乞ひ受けて我娘として育てける。かくて虎十七歳十郎二十歳の冬よりも三年が間|偕老《....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
う。単語はいずれの場合にも時と社会との事情によって分化するものであった。一方の「乞ひ」が終始我々の挙動の種別としてしか用いられず、はかばかしい語形の変化をも示さ....
白くれない」より 著者:夢野久作
縋り来りし数多の捕手を前後左右に切払ひつゝ山中に逃れ入り、百姓の家に押入りて物を乞ひ、押借り強盗なんどしつゝ早くも長崎の町に入りぬ。 長崎は異人群集の地、商売....