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代り合
「代り合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
代り合の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒百合」より 著者:泉鏡花
こ無しに冥利の可い方が勝つんだよ。」 「おや、お嬢様、それでは客と食物を等分に、
代り合っていたします。それでいてお茶代が別にあったり何かすると、どちらが何だか分....
「火葬国風景」より 著者:海野十三
ない。八十助の周囲には涯しない永遠の闇が続いていた。火焔の脅迫は去ったが、それに
代り合って闇黒の恐怖がヒシヒシと迫ってきた。全く何も見えない無間地獄の恐怖が……....
「雷」より 著者:海野十三
、与瀬あたりから海抜の高度が落ちてきて、遂に東京府に入って浅川あたりで山が切れ、
代り合って武蔵野平野が開ける。八王子市は、その平野の入口にある繁華な町である。 ....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
るかな、法水の非凡な透視は適中していたのだ。のみならず、ダンネベルグ夫人の屍光と
代り合って、この侏儒の傴僂は奇怪千万にも、甲冑を着し宙吊りになって殺されている。....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
、中でも一番人を斬りたくてうずついているらしいのが、最初に追っかけて来た四十侍に
代り合って若衆髷の帰路を遮断すると、もう柄頭《つかがしら》に手をかけながら、口汚....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
んといい方に向っていた。 病床の一番の慰めは食物であった。碧梧桐君と余とが毎朝
代り合って山手の苺畑に苺を摘みに行ってそれを病床に齎らすことなども欠くべからざる....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
ルモントだ! ベルモントだ! ベルモントが出て来た。 いつの間にか手銛士と
代り合って、いよいよ仕留花形役のベルモントが砂を踏んでいる。 彼の業は素早かっ....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
たというのは、いくら、出方の藤吉や席主幸七の言うように、ちょうどその時武右衛門と
代り合って娘手踊りの梅の家連が高座へ上ったばかりで、ここは鳴物のもっともやかまし....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
》して一歩外へ出るといきなり、山から落ちる奴がある。そうかと思うと落ちたとたんに
代り合って登って行くのがある。今の連中も、いずれ落ちて来るのだろうが、こう頻繁で....
「魔都」より 著者:久生十蘭
どうして、加十もなかなか馬鹿じゃない。警保局長は畏って三歩ばかり引き退ると、
代り合って欧亜局長が進み出で、
「承りますれば、両三日中に御帰国の由で御座います....
「墓」より 著者:宮本百合子
るようにして立ち上った。 「――皆でくたびれちゃっても仕様がないから、下の者にも
代り合って眠るように、あなた世話をやいて下さいな。――さ、弘もおねなさい。あした....