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「住み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

住みの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
第四の夫から」より 著者:芥川竜之介
しかしラッサは必ずしも食糞餓鬼《じきふんがき》の都ではない。町はむしろ東京よりも住み心の好《い》いくらいである。ただラッサの市民の怠惰は天国の壮観といわなければ....
伝吉の敵打ち」より 著者:芥川竜之介
》った後《のち》、長窪《ながくぼ》にいる叔父《おじ》のもとに下男《げなん》同様に住みこむことになった。叔父は枡屋善作《ますやぜんさく》(一説によれば善兵衛《ぜん....
」より 著者:芥川竜之介
《あおむ》きに寝転《ねころ》ぶと、独り言のようにこう云った。 「蕪湖《ウウフウ》住みをするようになったら、発句《ほっく》でも一つ始めるかな。」 女は何とも返事....
邪宗門」より 著者:芥川竜之介
ら、恐らく御一方もございますまい。あの方が阿父様《おとうさま》の代から、ずっと御住みになっていらっしゃる、二条|西洞院《にしのとういん》の御屋形《おやかた》のま....
じゅりあの・吉助」より 著者:芥川竜之介
物ながら、悶々《もんもん》の情に堪えなかったものと見えて、ある夜|私《ひそか》に住み慣れた三郎治の家を出奔《しゅっぽん》した。 それから三年の間、吉助の消息は....
彼 第二」より 著者:芥川竜之介
気まずさを紛《まぎ》らすために何か言わなければならぬことも感じた。 「じゃどこに住みたいんだ?」 「どこに住んでも、――ずいぶんまた方々に住んで見たんだがね。僕....
二人小町」より 著者:芥川竜之介
(生き生きと)ではあの人に行って貰って下さい。あの人はこの世にいるよりも、地獄に住みたいと云っています。誰も逢《あ》う人がいないものですから。 使 よろしい。....
仙人」より 著者:芥川竜之介
を頼みました。 「番頭さん。私は仙人《せんにん》になりたいのだから、そう云う所へ住みこませて下さい。」 番頭は呆気《あっけ》にとられたように、しばらくは口も利....
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
様の怪しい午後であった。彼は山の頂きへ来た時、嶮《けわ》しい岩むらの上へ登って、住み慣れた部落の横わっている、盆地の方を眺めて見た。が、彼の眼の下には、ただうす....
侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
ば》詩歌にもうたわれている。が、わたしはまだ残念ながら、そう云う詩人の地上楽園に住みたいと思った覚えはない。基督教徒《キリストきょうと》の地上楽園は畢竟《ひっき....
妖婆」より 著者:芥川竜之介
ら知らず、これから私の申し上げる事は、大正の昭代にあった事なのです。しかも御同様住み慣れている、この東京にあった事なのです。外へ出れば電車や自働車が走っている。....
或る女」より 著者:有島武郎
いう事、シカゴに行ったら、そこで日本の名誉領事をしているかなりの鉄物商の店にまず住み込んで米国における取り引きの手心をのみ込むと同時に、その人の資本の一部を動か....
東京に生れて」より 著者:芥川竜之介
出不精なものは、それだけ変化にも驚き易いから、幾分か話すたねも殖えるわけである。住み心地のよくないところ 大体にいへば、今の東京はあまり住み心地のいゝところで....
スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
がたくさんあるのだ。地方色ゆたかな物語や迷信は、こういった辺鄙な、長いあいだ人が住みついていた僻地でもっとも盛んになるのだが、アメリカのたいていの町や村を形づく....
親ごころ」より 著者:秋田滋
うとう家もひと手に渡してしまい、夫婦は、自分たちの手で息子の行方を尋ねようとして住みなれた村を後にした。 とある山の中腹に羊飼いの姿を見かけると、二人はその男....