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何彼に
「何彼に〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
何彼にの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
であった。 「それお前も知っている通り、この頃|田安《たやす》家と一ツ橋家とは、
何彼につけて競争ばかりし、面白くない気勢が醸されているが、とうとう変なものを争う....
「婦人と思想」より 著者:与謝野晶子
がち前に挙げたような宇宙人生の根本問題について最初から考えるに及ばない。とにかく
何彼につけて疑問を出し理智を磨く習慣を作るのがよい。仏教で「智慧の光明」という事....
「十年の思い出」より 著者:宮本百合子
っと以前、まだ結婚しない時分はたびたびしましたけれど、やはり家庭を持っていた時は
何彼につけて不自由で、つい余り出ませんでしたが、この頃はまた時々、参ります。先日....
「別れたる妻に送る手紙」より 著者:近松秋江
お前は色が黒い、と言って一口にへこまされたような気がした。屡く以前、 「あなたは
何彼に就けて私をへこます。」と言い/\した。私は「あゝ済まぬ。」と思いながらも随....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
佐には矢張り竜神様が附いて居られます。ドーもこちらの世界のお仕事は、人霊のみでは
何彼につけて不便があるのではないかと存じられます。 さて産土の神様のお任務の中....
「名人地獄」より 著者:国枝史郎
習い。昔の俺はそうだった。……両国橋の橋詰めで、あいつに河へ追い込まれてからは、
何彼につけて怖じ気がつき、やることなすこと食い違い……」 なお女房は祈っていた....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
廻って団扇で煽ぐのもきっとこの小勇だった。そうしては萬朝のどじで間抜けなことを、
何彼につけて悪しざまにいった、聞きかねて圓朝のほうがなだめだすまで。 「なんのお....