» 倹し

「倹し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

倹しの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吉良上野の立場」より 著者:菊池寛
首を傾けた。 「少なすぎるか」 「さあ!」 二人は、浅野が小大名として、代々節倹している家風を知っていたし、内匠頭の勘定高い性質も十分知っていたので、 「それ....
草枕」より 著者:夏目漱石
てる訳には行くまいが、根が詩的に出来た旅だから、非人情のやりついでに、なるべく節倹してそこまでは漕《こ》ぎつけたいものだ。南山《なんざん》や幽篁《ゆうこう》とは....
」より 著者:夏目漱石
。自分の気晴しや保養や、娯楽もしくは好尚《こうしょう》についてですら、かように節倹しなければならない境遇にある宗助が、小六のために尽さないのは、尽さないのではな....
面白き二個の広告」より 著者:堺利彦
するの欲望あることを察すべし。彼らは勤勉して今より多くの金を得んとするよりも、節倹して無益の冗費を省かんとするよりも、何らの労苦なしに偶然ある作用によりて安楽を....
平凡」より 著者:二葉亭四迷
とくり》の口を向けた時だった、私は到頭|耐《たま》らなくなって、しかし何故だか節倹して、十円の半額金五円也を呈して、不覚《つい》又敬意を表して了った。 ....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
た。弁当など持たないでも、食事する所はどこにでもあったが、旅費も乏しかったので節倹したのである。 侍が単身でもまた一家を連れてでも、旅する際の費用は、決して官....