»
兵は
「兵は〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
兵はの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浅草公園」より 著者:芥川竜之介
の往来。松葉杖をついた癈兵《はいへい》が一人ゆっくりと向うへ歩いて行《ゆ》く。癈
兵はいつか駝鳥《だちょう》に変っている。が、しばらく歩いて行くうちにまた癈兵にな....
「将軍」より 著者:芥川竜之介
人のように口数《くちかず》の少い、沈んだ顔色《かおいろ》をしているのだった。が、
兵は皆思いのほか、平生の元気を失わなかった。それは一つには日本魂《やまとだましい....
「追憶」より 著者:芥川竜之介
ころの雨上がりの日の暮れ、僕は馬車通りの砂利道を一隊の歩兵の通るのに出合った。歩
兵は銃を肩にしたまま、黙って進行をつづけていた。が、その靴は砂利と擦れるたびに時....
「本所両国」より 著者:芥川竜之介
買ったものである。それ等の絵には義和団の匪徒やイギリス兵などは斃れていても、日本
兵は一人も、斃れていなかった。僕はもうその時にも、矢張り日本兵も一人位は死んでい....
「三つの窓」より 著者:芥川竜之介
を許すと云う副長の命令の下ったのは碇泊後|三日にならない頃だった。勿論水兵や機関
兵はこの命令の下った時から熱心に鼠狩りにとりかかった。鼠は彼等の力のために見る見....
「保吉の手帳から」より 著者:芥川竜之介
をこちらへ歩いて来た。保吉はこの機関兵の顔にどこか見覚えのある心もちがした。機関
兵はやはり敬礼した後《のち》、さっさと彼の側《そば》を通り抜けた。彼は煙草《たば....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
、日本の軍事力の増強とアメリカへの軍事的義務の遂行を強制されることによって海外派
兵はさけられなくなり、憲法第九条はまったく空文化することになる。とくにこの改定に....
「赤いくつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
隊が、松葉杖にすがって立っていました。そのひげは白いというより赤いほうで、この老
兵はほとんど、あたまが地面につかないばかりにおじぎをして、お年よりの奥さまに、ど....
「初めて見たる小樽」より 著者:石川啄木
る。されば小樽の人の歩くのは歩くのでない、突貫《とっかん》するのである。日本の歩
兵は突貫で勝つ、しかし軍隊の突貫は最後の一機にだけやる。朝から晩まで突貫する小樽....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
なったのであります。これを幾何学的に観察すれば、方陣は点であり横隊は実線であり散
兵は点線であり、戦闘群の戦法は面の戦術であります。点線から面に来たのです。この次....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
1、軍隊の価値低きこと 後に詳述する事とするがルネッサンスに依り招来せられた傭
兵は全く職業軍人である。生命を的とする職業は少々無理あるがために如何に精錬な軍隊....
「戦話」より 著者:岩野泡鳴
と稲妻とが一時に落ちる様や、僕等は、もう、夢中やった。午後九時頃には、わが聨隊の
兵は全く乱れてしもて、各々その中隊にはおらなかった。心易いものと心易いものが、お....
「デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
》るのであります。そのごとく真に強い国は国難に遭遇して亡びないのであります。その
兵は敗れ、その財は尽《つ》きてそのときなお起るの精力を蓄うるものであります。これ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
知らせろ」 と、艦内から旗のない手旗信号をやっている兵がある。 帰ってきた水
兵は、桟橋の上から、これに応じてしきりにこれも手旗信号をやっている。 その信号....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
たときは、もう翌日の午前一時になっていた。門をくぐって、衛兵に来意をつげると、衛
兵は山岸中尉から連絡されていると見え、すぐ案内してくれた。 「やあ、よく来てくれ....