» 切干

「切干〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

切干の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三月の第四日曜」より 著者:宮本百合子
もん」 そう云いながらサイの弁当をのぞいた。 「ちょっとおかずとりかえない?」切干の煮つけをサイは昼もたべた。きのう弁当に入っていたのも同じものだ。王子の婆さ....
獄中生活」より 著者:堺利彦
ある。昼が一番御馳走で毎日変っている。まず日曜が豆腐汁、それから油揚と菜、大根の切干、そら豆、うずら豆、馬肉、豚肉など大がい献立がきまっている。豚肉などといえば....
一九二七年春より」より 著者:宮本百合子
あり 繊かに美しい絵的断片的風景 浅き川コンコンと流れる 山家の日向の庇に切干や薪干してあり。 山村春雪。 懐しき風景 鮎でも背を光らすよう....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
だけはちっともゆるめないのです。 今夕も、関ヶ原まで伸《の》すという行動には一切干渉しない代り、心利いた若い者の庄公を目附として、ここまでつけてよこしました。....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ちりとここへ並べて置きなせえ。それから、煮炊《にたき》をする鍋釜、米と塩、鰹節と切干――食料は、よく中身を調べて、この次へこうしてお置きなせえ。とりあえず野陣を....
春盲」より 著者:豊島与志雄
は美津子の親戚筋に当るが、美津子がどう言いくるめたのか、山田と彼女との関係には一切干渉しないことになっている。その他の点では、同居とも下宿ともつかない大まかな共....
雪霊続記」より 著者:泉鏡花
ました。 若狭鰈――大すきですが、それが附木のように凍っています――白子魚乾、切干大根の酢、椀はまた白子魚乾に、とろろ昆布の吸もの――しかし、何となく可懐くっ....
生死卍巴」より 著者:国枝史郎
思って来たぞ?」 こんなように云ってから形をただし、 「俺に関しての行動に、一切干渉してはならない。洞窟の奥の神殿へは――わけても、神殿の内陣へは、決して入っ....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
、ちょうど飯は噴きこぼれそうになっている。流《ながし》もとの大笊の中にはきざんだ切干《きりぼし》が水を切ってあり、沢庵桶《たくあんおけ》からたくあんを出しかけて....
小説 円朝」より 著者:正岡容
げたときはもうよほど遅く、おしのどんなんかつとに寝ていた。お膳を下げてから台所で切干大根の煮たので冷飯をかっこんで厠へゆくと、いつか冷たい風が吹きだしたらしく、....
三稜鏡」より 著者:佐左木俊郎
うなこともあれば、何うかすると一緒に寝ているようなこともあるらしかった。私は、一切干渉しないようにして、西谷が二階で人形と一緒にいるときには、絶対に上って行かな....