»
券売
「券売〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
券売の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「親という二字」より 著者:太宰治
兄の家へ逃げ込んで居候《いそうろう》という身分になったのであるが、簡易保険だの債
券売却だのの用事でちょいちょい郵便局に出向き、また、ほどなく私は、仙台の新聞に「....
「出世」より 著者:菊池寛
た。左手に婦人閲覧室のできているのが目新しいだけで、門の石柱も玄関の様子も、閲覧
券売場の様子も少しも変っていなかった。彼は閲覧
券売場の窓口に近づいて、十銭札を出....
「図書館」より 著者:宮本百合子
植込みに消えるところをみれば、きょうは開館しているらしい。だらだら坂を、もと入場
券売場になっていた小さい別棟の窓口へのぼって行った。そしたら、そこはもう使われて....
「扉は語らず」より 著者:小舟勝二
一は即刻此処を出ることだ。困難な仕事は暗黒のビルディングの中を、手探りで三階商品
券売場まで泳ぎつくことだ。宿直室への直通電話がそこの壁に彼を待っている。釦を押し....
「競馬」より 著者:犬田卯
を買っていなかったのかと、そんなことが後悔されはじめた。彼は再び人混みを分けて馬
券売場の方へ近づいて行った。見るとそこには勝負ごとに、熱狂し狂乱して、押し合い、....
「競馬」より 著者:吉川英治
を失う者は、実際の社会面でも、いつか、その弱点を、出す者にちがいない。 あの馬
券売場の前で、家庭を賭けたり、自分の信用や前途までを、アナ場へ、突ッこんでしまう....