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取り出だ
「取り出だ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
取り出だの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「義血侠血」より 著者:泉鏡花
馭者は懐裡《ふところ》を捜《さぐ》りて、油紙の蒲簀莨入《かますたばこい》れを
取り出だし、いそがわしく一服を喫して、直ちに物語の端を発《ひら》かんとせり。白糸....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
、よって懐中日記中より日月地名を除き去り、もっぱら宗教、風俗に関したる種目のみを
取り出だし、一編の冊子となせり。仮に題して『政教日記』という。 一、この書、題し....
「源おじ」より 著者:国木田独歩
家に帰るや、炉に火を盛に燃《た》きてそのわきに紀州を坐らせ、戸棚より膳《ぜん》
取り出だして自身《おのれ》は食らわず紀州にのみたべさす。紀州は翁のいうがままに翁....
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
兎に角も人間の地獄である、此の様な所に秀子の秘密が籠って居るのかとおもえば、早く
取り出だして日の光に当てて遣り度い。
気の所為か手燭の光まで、威勢がなく、四辺....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
まで、総計これだけあるから、念のために覚えて置くがよろしいと、番頭にその記入帳を
取り出ださせ、それを私につきつけて説明をなさろうとしますから、私は、いいえ、すで....
「易の占いして金取り出したること」より 著者:南方熊楠
「易の占いして金《こがね》
取り出だしたること」と題して『宇治拾遺』に出た話は、旅人が大きな荒れ家に宿を求む....