»
古き
「古き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古きの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
Demokrit)、ヘロドトス(Herodot)のごとき人々は皆このナイル河畔の
古き国土をたずね、その知恵の泉を汲んで彼らの知識に対する渇きをいやそうとした。そ....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
で、詳細な計画があったのではない。大目標を睨みながら大建設を強行して行くところに
古き矛盾は解消されつつ進展した。もちろん平時的な変革ではない。たしかにナチス革命....
「春昼」より 著者:泉鏡花
梁の波の紺青も、金色の竜も色さみしく、昼の月、茅を漏りて、唐戸に蝶の影さす光景、
古き土佐絵の画面に似て、しかも名工の筆意に合い、眩ゆからぬが奥床しゅう、そぞろに....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
大会議には年々大統領を選定して、議長の席に就かしむ。 英国非国教宗中、その最も
古きものはコングレゲーショナル宗なり。その宗徒、エリザベス女王の朝に起こりしも、....
「西航日録」より 著者:井上円了
つづりて、 千万里隔つる旅の外までも今日のよき日を祝ひけるかな 耶蘇よりも遥かに
古き紀元節是れ日の本の名物にぞある 余、欧米の社会を見ざること、ここに十有五年....
「迷信解」より 著者:井上円了
。 日本にては、いずれの時代に狐狸談が起こりしかはつまびらかならねど、ずいぶん
古き書物に見えておるからは、千年以前より伝わりておるように思う。その源はたとえシ....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
し、いささかも抜目のない厳戒ぶりであった。さすがにこれこそ世界一の海軍国として、
古き伝統を誇る英国艦隊の出動ぶりであった。 風はしきりに吹き募り、暗夜の海面に....
「爬虫館事件」より 著者:海野十三
気のついたことが二つあった。一つは園長がいつも呑み仲間としてブラリと訪ねて行った
古き戦友|半崎甲平に会うことだった。そうすれば、まだ知られていない園長の半面生活....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
で、われわれは彼らに敬意を表している。が、もしわれわれが、彼らの偉業を単に年代の
古きゆえをもって尊んだとしたならば、それは実に愚かなことである。しかもわれわれは....
「蟹満寺縁起」より 著者:岡本綺堂
) おなじ里、漆間の翁の宿。舞台にあらわれたる家の中はすべて土間にて、奥の間には
古き簾を垂れたり。上のかたに大いなる土竈ありて、消えかかりたる藁の火とろとろと燃....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
はその有名な『西東詩集』の中で、人も知るごとく、ペルシア語の原文さえも引用して、
古きイランの詩人たちを推称した。彼は言った――「ペルシア人は五世紀間の数多い詩人....
「南極の怪事」より 著者:押川春浪
船は三本マストの帆前船にて、その舷は青く錆びたる銅をもって張られ、一見してよほど
古き船と知らる、船長はアフリカ人にて、色は赤銅のごとく、眼は怪星のごとく、灰色の....
「可能性の文学」より 著者:織田作之助
性のロマネスクを、低俗なりとする一刀三拝式私小説の芸術観は、もはや文壇の片隅へ、
古き偶像と共に追放さるべきものではなかろうか。そして、白紙に戻って、はじめて虚無....
「死者の書」より 著者:折口信夫
ている事に、気がついて居なかった。 最早くそこに心づいた、姫の祖父淡海公などは、
古き神秘を誇って来た家職を、末代まで伝える為に、別に家を立てて中臣の名を保とうと....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
って、自らをそれに準拠させながら、自分自身の「詩」をうたおうとしたのである。この
古き革袋を今に生かして新しい酒を盛る営みのために、彫心鏤骨は生れ出たのである。 ....