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名乗りを上げ
「名乗りを上げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名乗りを上げの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
い内容を今から説明する……いいかい……吾輩がこの戦慄すべき学術実験の張本人として
名乗りを上げずにおられなくなった、その理由を説明するんだよ」
こう云ううちに正....
「江戸か東京か」より 著者:淡島寒月
でしたので大流行を極めた。この男の売声というのは、初めに「十軒店の治郎公」とまず
名乗りを上げて、次にそれは/\猥褻な歌を、何ともいえぬ好い喉で歌うのですが、歌は....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
道庵は俺だ、見渡したところ、貧窮組の先達で俺の右へ出る奴はあるめえ」 自分から
名乗りを上げてしまいました。元より道庵先生はこの近所で人気があるのです。人気があ....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
黙っていたら、リンピイが勝手にそう信じこんで、同時に僕も、いい気になって出放題な
名乗りを上げてしまったのだ。Long Woo ――支那にそんな名があるかどうか。....
「魔都」より 著者:久生十蘭
十分ほど経つといよいよ林が入って来た。林は扉口で、
「林謹直でございます」
と
名乗りを上げ、平蜘蛛のようになってお声を待っていたが、およそ二分経っても何のお返....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
ったのだ。巾着《きんちゃく》切りだよ、わしは」 里好子、寝言に事寄せてみごとに
名乗りを上げた。これで女は結句安心したとみえる。 「そうかえ、おおかたそんなとこ....
「和製椿姫」より 著者:大倉燁子
きに上りました」と云って、名刺を出した。彼はそれをちらりと見て、 「僕は始めから
名乗りを上げて交渉していたんですが、東山さんが取り合って下さらないからこんな事に....
「機密の魅惑」より 著者:大倉燁子
いね。しかしいくら相手が敵でも闇打ちにするような卑怯な真似はしません。正々堂々と
名乗りを上げて果し合うんでなくっちゃ面白くありませんですから、私はちゃんと予告を....