» 向かう所

「向かう所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

向かう所の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暗黒星」より 著者:黒岩涙香
れと共に雲が広がる、それと共に人工に成れる一切の事物を吹き飛ばした。全くこの風の向かう所には人工の隻影なしだ。 石のうち鎔けぬ性質を帯びたのは、先刻既に焼け砕け....
映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
て寒苦と戦っているが、犬はなんのためだか、ちっともわからないで、ただたよる主人の向かう所なら、さもうれしげに死の雪原に突進するのである、犬でもやはり苦しくなくは....
物理学と感覚」より 著者:寺田寅彦
ど趣がちがわなければなるまい。たとえば一つの自動車を作ってその機械の自己の作用で向かう所にどこまでも向かわせる場合には便宜とか選択の問題は起こらぬ、車は行く所に....
日本男子論」より 著者:福沢諭吉
締は醜聞を世界万国に放つものにして、自国の名声を害するの罪人なり云々とて、筆鋒の向かう所は専《もっぱ》ら男子にして、婦人の地位|如何《いかん》に論及したることな....
妾の半生涯」より 著者:福田英子
平等の説を聴き、おさおさ女子古来の陋習《ろうしゅう》を破らん事を務めしに、風潮の向かう所入会者引きも切らず、会はいよいよ盛大に赴《おもむ》きぬ。 五 納涼会 ....