»
命は
「命は〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
命はの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「英雄の器」より 著者:芥川竜之介
《ま》げると云うのですからな。現に今日の戦《いくさ》でもです。私《わたし》は一時
命はないものだと思いました。李佐《りさ》が殺される、王恒《おうこう》が殺される。....
「神神の微笑」より 著者:芥川竜之介
悲の泥烏須如来《デウスにょらい》! 私《わたくし》はリスポアを船出した時から、一
命はあなたに奉って居ります。ですから、どんな難儀に遇《あ》っても、十字架の御威光....
「河童」より 著者:芥川竜之介
る応酬《おうしゅう》なるべし。
答 自殺するは容易なりや否や?
問 諸君の生
命は永遠なりや?
答 我らの生命に関しては諸説|紛々《ふんぷん》として信ずべか....
「或敵打の話」より 著者:芥川竜之介
て敵《かたき》瀬沼兵衛《せぬまひょうえ》の快癒も祈らざるを得なかった。
が、運
命は飽くまでも、田岡甚太夫に刻薄《こくはく》であった。彼の病は重《おも》りに重っ....
「二人小町」より 著者:芥川竜之介
まあ、少し待って下さい。わたしはまだ二十一です。まだ美しい盛りなのです。どうか
命は助けて下さい。
使 いけません。わたしは一天万乗《いってんばんじょう》の君....
「首が落ちた話」より 著者:芥川竜之介
との間を流れている、幅の狭い濁り川が、行方《ゆくて》に明《あかる》く開けた時、運
命は二三本の川楊《かわやなぎ》の木になって、もう落ちかかった葉を低い梢《こずえ》....
「おしの」より 著者:芥川竜之介
、快活に女へ話しかけた。
「御安心なさい。病もたいていわかっています。お子さんの
命は預りました。とにかく出来るだけのことはして見ましょう。もしまた人力に及ばなけ....
「道祖問答」より 著者:芥川竜之介
た水晶の念珠をまさぐりながら、鋭く翁の顔を一眄《いちべん》した。
「不肖ながら道
命は、あらゆる経文論釈に眼《まなこ》を曝した。凡百《ぼんびゃく》の戒行徳目《かい....
「寒さ」より 著者:芥川竜之介
法則通り、一分一厘の狂いもなしに刻薄《こくはく》に線路へ伝わっている。そのまた生
命は誰のでも好《い》い、職に殉《じゅん》じた踏切り番でも重罪犯人でも同じようにや....
「仙人」より 著者:芥川竜之介
なら、あの田舎者《いなかもの》は落ちてしまうぜ。落ちれば下には石があるし、とても
命はありゃしない。」
医者もとうとう縁先へ、心配そうな顔を出しました。
「あな....
「白」より 著者:芥川竜之介
は火の中へ飛びこんだり、あるいはまた狼と戦ったりしました。が、不思議にもわたしの
命はどんな強敵にも奪われません。死もわたしの顔を見ると、どこかへ逃げ去ってしまう....
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
無を問うことは我我の五感に感ずることの出来る住民の有無を問うことである。しかし生
命は必ずしも我我の五感に感ずることの出来る条件を具《そな》えるとは限っていない。....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
いる。しかし彼等の生活も運命の支配に漏《も》れる訣《わけ》には行《ゆ》かない。運
命はある真昼の午後、この平々凡々たる家庭生活の単調を一撃のもとにうち砕《くだ》い....
「アグニの神」より 著者:芥川竜之介
挙げました。 「又お前がこの間のように、私に世話ばかり焼かせると、今度こそお前の
命はないよ。お前なんぞは殺そうと思えば、雛っ仔の頸を絞めるより――」 こう言い....
「杜子春」より 著者:芥川竜之介
ところが又暫くすると、やはり同じ声が響いて、 「返事をしないと立ちどころに、
命はないものと覚悟しろ」と、いかめしく嚇しつけるのです。 杜子春は勿論黙ってい....