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命を的に
「命を的に〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
命を的にの前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「爆薬の花籠」より 著者:海野十三
で、これに重大使命をせおわせたのであった。 帆村探偵は、この重大任務に感激し、
命を的に、苦労を重ねて、ついにこれを手に入れ、ここまで持って帰ったのである。彼は....
「生活と一枚の宗教」より 著者:倉田百三
祭りあげた。ところがあるところで令嬢の毛皮を見た。それは自分の毛皮である。自分が
命を的にしてとった毛皮をかけている。そこでモンゴールの王子は「これはおれのもので....
「蟹工船」より 著者:小林多喜二
お前等には分りもしないだろうが、ともかくだ、日本帝国の大きな使命のために、俺達は
命を的に、北海の荒波をつッ切って行くのだということを知ってて貰わにゃならない。だ....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
っているそこの両名は、ご城下で興行中の江戸の旅役者どもでござりますから、こよいの
命を的にした大役をじゅうぶんおねぎらいなされて、ごちそうなとなされましたらよろし....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
を思っている心持ちは、どこのどやつが来たって負けやしねえんです。だから、だから、
命を的にしても、あっしゃ、あばたの野郎と刺し違えます! 刺し違えて死んでやります....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
妖《あや》しき種ガ島――茲に緩急《かんきゅう》、二様の飛び道具同士が、はしなくも
命を的に優劣雌雄を決することに立到りましたが、勿論、これは贅言《ぜいげん》を費す....
「熊狩名人」より 著者:佐藤垢石
頭撃つと、三万円以上になります。なかなか馬鹿にしてはいられません。一所懸命です。
命を的に、熊を追うのですから、三万円位では安いではありませんか。 私は自分で皮....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
、その根本のよりどころとなるものは、医学の書物です。すなわち古今のドクトルが、生
命を的に研究し調査した、その報告書を、道案内として、病気の診察、医薬の調合をする....
「安重根」より 著者:谷譲次
約束した覚えはないんです。それでも私は、この、同志たちに課せられた不当な負債を生
命を的にして払わなければならないものでしょうか。 李剛 (凝然と立っている)驚い....
「写生紀行」より 著者:寺田寅彦
勇気がなくてはとても今の世間をのんびりした気持ちでは渡って行かれないらしい。昔は
命を的にしなければ、うっかり誤ってでも人の足も踏めず、悪口も無論言われなかった。....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
さん、お前さんを見そめたのも、昨日や今日のことじゃありませんぜ、飛騨の高山では、
命を的に大奥まで乗込みの、あぶない綱渡りも致しましたのを、よもお忘れじゃあござん....