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四つの
「四つの〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
四つのの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「初雪」より 著者:秋田滋
そんなことを考えるのか、彼には全くそういう人間の気が知れなかった。春夏秋冬、この
四つの季節は、土地を変えることによって、それぞれ新らしい変った悦びを人間に齎すも....
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
と思う間《ま》に、馬は、高くいななきながら、長い鬣《たてがみ》をさっと振るうと、
四つの蹄《ひづめ》に砂煙をまき上げて、またたく暇に太郎をそこへ疾風のように持って....
「追憶」より 著者:芥川竜之介
一 埃 僕の記憶の始まりは数え年の
四つの時のことである。と言ってもたいした記憶ではない。ただ広さんという大工が一人....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
を休め、緑いろの表紙をした一冊の本へ目を通した。この本は目次の第何章かに「恐しい
四つの敵、――疑惑、恐怖、驕慢、官能的欲望」と云う言葉を並べていた。僕はこう云う....
「県歌 信濃の国」より 著者:浅井洌
一 信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 聳ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し 松本伊那佐久善光寺
四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき 二 四方....
「或る女」より 著者:有島武郎
の指輪がきらめいていた。葉子は木村のいう事を聞きながらその指に目をつけていたが、
四つの指輪の中に婚約の時取りかわした純金の指輪もまじっているのに気がつくと、自分....
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
四恩の尊さ難有さを繰返し繰返し説いて聞かせた。かのいたいけな少年少女たちは、この
四つの重荷の下にうめくように見やられた。彼等は十分に義務を教えられた。然し彼等の....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
に角度一度の割だと推算している(七一年半が正しい)。 第八・九・十・及び第十一図
四つの星座図――蛇遣い、大熊、オリオン、龍――アル・スフィの恒星表による。 こ....
「橋」より 著者:池谷信三郎
。 ――え? ――私は何んとも思っていないのに、今のお継母さんは、私がまだ三つか
四つのころ、まだ意識がやっと牛乳の罎から離れたころから、もう、自分を見る眼つきの....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
この次の最終戦争のための準決勝戦時代だと観察しているのであります。先に話しました
四つの集団が第二次欧州大戦以後は恐らく日、独、伊即ち東亜と欧州の連合と米州との対....
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
つつ、手で、砕けよ、とハタと舷を打つと……時の間に痩せた指は細くなって、右の手の
四つの指環は明星に擬えた金剛石のをはじめ、紅玉も、緑宝玉も、スルリと抜けて、きら....
「縷紅新草」より 著者:泉鏡花
た跡はあるから、これには何か考案があるらしい。お米もそれはまだ知らなかった。枠の
四つの柄は、その半面に対しても幸に鼎に似ない。鼎に似ると、烹るも烙くも、いずれ繊....
「私の活動写真傍観史」より 著者:伊丹万作
ところをみると人間の記憶力の気まぐれな選択作用に驚かされる。 そのころ松山には
四つの芝居小屋があつた。
四つのうち二つは目抜きの場所にあり、そのうち新栄座という....
「水害雑録」より 著者:伊藤左千夫
伝わって、長く尻声を引く。聞く耳のせいか溜らなく厭な声だ。稀に散在して見える三つ
四つの燈火がほとんど水にひッついて、水平線の上に浮いてるかのごとく、寂しい光を漏....
「野菊の墓」より 著者:伊藤左千夫
房を一つ宛《ずつ》含ませて居た位、お増がきてからもあの通りで、二つのものは一つ宛
四つのものは二つ宛、着物を拵えてもあれに一枚これに一枚と少しも分け隔てをせないで....