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園子
「園子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
園子の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
「水滸伝」を読み返した。のみならず本を開かぬ時にも替天行道の旗や景陽岡の大虎や菜
園子張青の梁《はり》に吊《つ》った人間の腿《もも》を想像した。想像?――しかしそ....
「十二月八日」より 著者:太宰治
は出来ぬ。出直そう。 十二月八日。早朝、蒲団の中で、朝の仕度に気がせきながら、
園子《そのこ》(今年六月生れの女児)に乳をやっていると、どこかのラジオが、はっき....
「老妓抄」より 著者:岡本かの子
平出
園子というのが老妓の本名だが、これは歌舞伎俳優の戸籍名のように当人の感じになずま....
「新生」より 著者:島崎藤村
。
岸本は家の内を歩きながらこの光景《ありさま》を見ていた。彼は亡くなった妻の
園子が形見としてこの世に置いて行った二番目の男の児や、子供に纏《まと》いつかれな....
「故郷」より 著者:太宰治
は、北さんは、私ひとりを連れて行って下さったのである。こんどは私だけでなく、妻も
園子(一年四箇月の女児)もみんなを一緒に連れて行って下さるというのである。北さん....
「一本の花」より 著者:宮本百合子
が本当ですよ」 朝子は、初めの時分、そんなことも云ったが、永年そこで働いている
園子は、女学校長のように笑いながら、 「そんなこと云っちゃ、何も出来ませんですよ....
「夜の若葉」より 著者:宮本百合子
先の棧敷の方へ静かにおりてゆく。そこへ開演をしらせるベルが鳴りわたった。 井上
園子の演奏するコンチェルトを桃子は今夜特別深く心にうけとって聴き入った。久しぶり....
「子供・子供・子供のモスクワ」より 著者:宮本百合子
っている。 一九二七―二八 一九三二―三三 増率 幼稚
園子供の竈 一〇七(千人) 二一七(千人) 一〇二・二パーセント 子供の遊場....
「人間の結婚」より 著者:宮本百合子
夫の愛が、妻|諸共《もろとも》、かまどに追われる悲劇は許されない。ピアニスト井上
園子や草間加寿子が何故金持の息子と結婚しなければならなかったかということを考えれ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
がパトロナイズしている人で、近頃何とかいう映画監督と(パリにいた)結婚した。井上
園子のピアノと全く正反対で、音色もテムペラメントも、井上がウィーン風・貴族的・近....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
としていないで、一つの要領、大衆作家のきかせどころのようなもので弾いていて、井上
園子とは、もうどこかで決定的にちがってしまったことを感じました。映画界の人と結婚....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
な経済力がいるし、そういう人は、うちの経済力なんか問題にせず、それを突破して井上
園子のように、幸福そうな不幸に陥るためには寿は花形でありません。虚栄心を満足させ....
「老夫婦」より 著者:黒島伝治
きてくれますわ。」嫁はおかしさを包みきれぬらしく笑った。 四 嫁は
園子という名だった。最初に受けた印象は誤っていなかった。それは老人達にとって好も....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
どした声で、独語のようにいい出した。
「どうやらこのごろ兄上のもとへ、京都の青地
園子様から、いかにも思い余ったような、お気の毒なご書面がまいりましたようで。兄上....
「女心拾遺」より 著者:矢田津世子
む脚を日向で揉んでいた老夫人のもとへ、竹早町の横尾から電話がかかってきた。姉娘の
園子の嫁いだ先きである。お春に代って聴かせると、
園子の声でこれから伺ってもよいか....