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外つ
「外つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外つの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
、現界には全然棲んでいないと申すことでございました。尤も音色が美しい割に毛並は案
外つまらない鳥で、ある時不図近くの枝にとまっているところを見ると、大さは鳩位、幾....
「春」より 著者:岡本かの子
周りに私をお嫁に貰って置きながら、すっぽかした男がうようよ居たわ。極楽って処、案
外つまらないのね。のっぺらぼーの仏様が一つせっせと地面掘ってんのよ。でもそのあと....
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
て居るところをむす子から封じて、巴里へ置いて行く意義はない。 若くして親には別れ
外つ国の 雪降る街を歩むかあはれ。 一人巴里に置かれることが、むす子の願い、親....
「大阪の可能性」より 著者:織田作之助
感覚が出るのではなかろうか。大阪弁は、独自的に一人で喋っているのを聴いていると案
外つまらないが、二人乃至三人の会話のやりとりになると、感覚的に心理的に飛躍して行....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
てげらげらと笑った。腹が痛くなるほどだった。ふと土門の顔を横眼で見ると、土門は案
外つまらなそうな顔をしていた。豹一はすかされたような気になった。(面白くないのだ....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
愛の旨義と主権在民の原則とは欧州大陸を振動し、その余波として数十年の後、千余里の
外ついに東洋のわが国にまで及ぶに至る。今の板垣伯および星、大井、中江の諸氏が唱道....
「めでたき風景」より 著者:小出楢重
位としてただ一人という女神のような顔があるとは思えない。またあっても交際すると案
外つまらないものであるかも知れないと思う。多少の歪みや欠点はあっても、千差万別の....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
うものは頓と出るも引くも出来ませんで、空しく湯治を致して居りました。 幸「あゝ案
外つまらん目に遭った、併し東京に帰るに付いて他に土産もないから」 と前々思いを....
「正義と微笑」より 著者:太宰治
でしょう。(しかしながら、僕だって、まるっきり知らないのだ。見当さえつかない。案
外つまらないものかも知れない。)けれども、夫婦愛というものが、もし此の世の中にあ....
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
い場合が多いし、また正常なおとなでも歓楽きわまって哀情を生じたり、愁嘆の場合に存
外つまらぬ事で笑いだすような一見不思議な現象がしばしば見らるるのではあるが、しか....
「自転車嬢の危難」より 著者:ドイルアーサー・コナン
君はしかし出かけるだろう?」 「いや相棒君、君が出かけてみてくれたまえ。これは案
外つまらないものかもしれないし、僕はこのために、他の重大なものを、中絶させること....
「阿亀」より 著者:豊島与志雄
私はあなたが、もっと無遠慮に口を利かれたら面白いと思って、待っていたのですが、案
外つまらなく終ってしまって……。ですが、誰も遠慮ばかりしてるところだったので、愉....
「愚かな一日」より 著者:豊島与志雄
ようでしたの。」 わざわざ夢まで拵え出してそれとなく尋ねてみた「馬の話」が、案
外つまらない内容だったので、彼は心構えをしていた感情のやり場に困った。そして妻の....
「女と帽子」より 著者:豊島与志雄
やがて爆発が起ってくるものです。私は楽しみにそれを待っていましたよ。ところが、案
外つまらなかった。もっとざっくばらんにいかなかったものでしょうか。 たしか、波....
「黒点」より 著者:豊島与志雄
やって来ても、同じことだった。そして、甘い洋菓子と苦い珈琲とに手を出した。 「案
外つまんないな。」 「何が案外なの。」 そして彼女が初めて心からにっこり笑って....