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「夫れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

夫れの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
となく、繰返し読んだ。 「建国二千六百年のわが帝国の存亡此の一戦に懸る。各兵員|夫れ奮闘せよ」 おお、やろうぜ! さア、闘おうぞ! 大和民族の腕に覚えのほ....
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
の棟梁たる可き者が現れたら、恨を含み、政道を猜むの士は招かざるに応ずるであろう。夫れ天馬は大逆不慮の際、急を遠国に報ずる為め聊か用うるに足る丈である。だから竜馬....
赤格子九郎右衛門」より 著者:国枝史郎
維新の際、殆ど失われたということである。つまり兵燹に焼かれたのである。 然るに夫れを、偶然のことから、私は完全に手に入れた。何んという好運であったろう。そこで....
天草四郎の妖術」より 著者:国枝史郎
ら老人は手を延ばしひょいと其蛇を取り上げると見るやツツーと一つ扱きましたが、成程夫れは蛇では無くて三尺ばかりの古縄でした。 「ワッハッハッ」 と老人は笑う。見....
発明小僧」より 著者:海野十三
可ならん哉、乃ち、商工省特許局発行の広報より抜粋して次に数例を貴覧に供せんとす。夫れ一言半句も疎かにすることなく、含味熟読あらむことを。 パチンコの発明 昭....
黄金の腕環」より 著者:押川春浪
め眼を円くして、古城で変な足音の聴えた事や、深林に怪火の現われた事など、それから夫れへと巧に語るので、娘達は恐ければ恐い程面白く、だんだん夜の更けるのも知らずに....
二・二六事件に就て」より 著者:河合栄治郎
革新を行うに足る政党と人材とを議会に送ることが急務である。二月二十日の総選挙は、夫れ自身に於ては未だ吾々を満足せしめるに足りないが、日本の黎明は彼の総選挙より来....
瘠我慢の説」より 著者:木村芥舟
したる人|来りて夕方まで咄しましたと、夫人に向われ、その名は何とか言いしと。予、夫れは留蔵ならんといえば、先生、それそれその森田留蔵……それより談、新旧の事に及....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
老身を寄す 錬汞服沙一日に非ず 古木再び春に逢ふ無かる可けん 河鯉権守夫れ遠謀|禍殃を招くを奈ん 牆辺耳あり※を舁ぐの孤児戦場に趁く 蟇田素....
隠亡堀」より 著者:国枝史郎
葉を枯らして……この身の恨み……」 伊右衛門は高尚に反問した。 「ははあ、白は夫れだけで?」 お岩の片眼が大きくなった。 三 「もう是で三回目....
赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
ルツが終わると、我等の一団二十一人は狂人のように拍手を送った。ところが何うだろう夫ればかりで無く、中華民国婦人を妻としている墨西哥人とその友人達までが拍手を送り....
偽刑事」より 著者:川田功
を投げ出そうと試みた位であった。 併し其後では必ず嫉妬心と憎悪とが跟いて来る。夫れが他人の夫人であるからだ。彼は平常の通り勝手な想像を胸に描いて此心持を消そう....
時勢と道徳観念」より 著者:喜田貞吉
国を奪ふの大盗よりも軽し。然らば末代は皆賊世なり。たゞ我一人のみにあらざるなり。夫れ殷湯の夏を奪ひ、周武の紂を伐つ、何ぞ尭舜揖譲の政に同じからん。全く聖主賢君の....
本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
五村あり、戸数共に六十許、其の人種もと蝦夷人種に係る。今は則ち平民と異なるなし、夫れ夷も亦人のみ。教へて之を化すれば、千島唐太亦以て五村たるべきなり。而も奸商の....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
ある。 まず産所の説は『近江輿地誌略』(享保十九年)に 高島郡産所村。(上略)夫れ諸国に産所村あるは、往古神道盛にして、懐胎の女臨月に及びて此の産所村に入りて....