» 寒気立

「寒気立〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

寒気立の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古狢」より 著者:泉鏡花
りで見損ったにして、一向気にも留めなかったのに。…… ふと、おじさんの方が少し寒気立って、 「――そういえば真中のはなかったよ、……朝になると。……じゃあ何か....
食魔」より 著者:岡本かの子
うである。夏の最中のこととて彼は裸でいるので、その見苦しさは覆うところなく人目を寒気立した。痛みが襲って来ると彼はその姿でベッドの上で※き苦しむ。全身に水を浴び....
母子叙情」より 著者:岡本かの子
た。(巴里のテーストはもはやむす子の恋人だった。)それを想像するだけで、かの女は寒気立った。むす子にその思い遣りが持てるのは、もはやかの女自身が巴里の魅力に憑か....
銀三十枚」より 著者:国枝史郎
く秘蔵していたものである。私は二つを比べてみた。銀三十枚と指環とを。 私は変に寒気立った。二つは全く同じであった。 「おい、こいつア同じだ」 「贋金でなくて白....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
それから何時間経ったか、何日経ったか判らない……。 フト身体中がゾクゾクと寒気立て来たようなので気がついて見ると、私はいつの間にか最前の九州帝国大学精神病....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
十歩と。 佐助は櫓を外したまま、後ろ姿を自失して見ていた。毛穴から頭のしんまで寒気立って、どうすることも忘れていたのである。 と、その時。 はっと、彼は息....