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小包郵便
「小包郵便〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
小包郵便の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
有りますから箱の中へ其の衣嚢を入れ、封をして、私の言う宛名を認め、そうして何うか
小包郵便に出して下さる様に願います」益々厄介な事を云うが、詮方なく其の通りにして....
「蠅男」より 著者:海野十三
」 正木署長も投書のハガキを握ってカンカンに怒っていた。 ひどい者になると、
小包郵便で坊主枕を送ってきた。その附け文句に、 「こっちは枕を高うして睡られへん....
「女肉を料理する男」より 著者:牧逸馬
び》したのだが、その問題の腎臓は該事件の二日後、新聞紙で綺麗《きれい》に包装して
小包郵便で警視庁捜査課に配達された。付手紙はなく、ただ上包みの紙に例によって血の....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
紐育の中央局で……」 「はい。私がそこのボーイになっておりますうちに受取人のない
小包郵便を焼き棄てるのを手伝わされた事があります。私達はその小包を焼き棄てる前に....
「球根」より 著者:寺田寅彦
九月中旬の事であった。ある日の昼ごろ堅吉の宅へ一封の
小包郵便が届いた。大形の茶袋ぐらいの大きさと格好をした紙包みの上に、ボール紙の切....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
て当地で然るべくとりはからって上げるからとの事であった。 程なく同氏から鄭重な
小包郵便を以て二着の「モンペ」が送られた、それに添えられた手紙には、当地織物会社....
「二等車に乗る男」より 著者:豊島与志雄
して彼は次のようなことを話して聞した。 昨年の夏のことです。私のところへ小さな
小包郵便が届きました。開いてみると、幾重にも新聞紙に包んだ十枚ばかりの原稿でした....
「絶縁体」より 著者:豊島与志雄
を信州の田舎へ運ぶについて、誰か留守番が必要だったでしょう。」 「いや、それは、
小包郵便で送りました。」 「え、遺骨を
小包郵便で……。」 それには聞いていて私....
「西瓜」より 著者:永井荷風
持てあます西瓜《すいか》ひとつやひとり者 これはわたくしの駄句である。郊外に隠棲している友人が或年の夏
小包郵便に托して大きな西瓜を一個《ひとつ》饋《おく》ってくれたことがあった。その....
「それから」より 著者:夏目漱石
。電車が急に角を曲るとき、風船玉は追懸《おっかけ》て来て、代助の頭に飛び付いた。
小包郵便を載せた赤い車がはっと電車と摺《す》れ違うとき、又代助の頭の中に吸い込ま....