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「座を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

座をの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一夕話」より 著者:芥川竜之介
「君たちはそう思わないか?」 和田は酔眼《すいがん》を輝かせながら、声のない一座を見まわした。が、藤井はいつのまにか、円卓《テエブル》に首を垂らしたなり、気楽....
湖南の扇」より 著者:芥川竜之介
こと三こと問答をした。それからビスケットを受け取った後《のち》、彼女を見守った一座を相手に早口に何かしゃべり出した。 「どうだ、通訳しようか?」 譚はテエブル....
桃太郎」より 著者:芥川竜之介
どうじ》は稀代《きだい》の悪人のように思われている。しかし茨木童子などは我々の銀座を愛するように朱雀大路《すざくおおじ》を愛する余り、時々そっと羅生門へ姿を露《....
」より 著者:芥川竜之介
無数の卵を産み落した。それからまた嚢の口へ、厚い糸の敷物を編んで、自分はその上に座を占めながら、さらにもう一天井《ひとてんじょう》、紗《しゃ》のような幕を張り渡....
或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
毛を動かしながら、日にやけた頬の筋肉を、今にも笑い出しそうに動かして、万遍なく一座を見廻した。これにつれて、書物を読んでいたのも、筆を動かしていたのも、皆それぞ....
老年」より 著者:芥川竜之介
がきれて「花子」のかけあいがすむと、房さんは「どうぞ、ごゆるり。」と挨拶をして、座をはずした。丁度、その時、御会席で御膳が出たので、暫くはいろいろな話で賑やかだ....
路上」より 著者:芥川竜之介
すけ》は紅茶茶碗を野村《のむら》の前へ置くと、自分も卓子《テエブル》の前の椅子へ座を占めて、不思議そうに相手の顔へ眼を注いだ。 「改まりなんぞしやしないさ。」 ....
道祖問答」より 著者:芥川竜之介
ない。 阿闍梨《あざり》は、白地の錦の縁《ふち》をとった円座《わらふだ》の上に座をしめながら、式部の眼のさめるのを憚《はばか》るように、中音《ちゅうおん》で静....
或る女」より 著者:有島武郎
かきなでるついでに、地味《じみ》に装って来た黒のリボンにさわってみた。青年の前に座を取っていた四十三四の脂《あぶら》ぎった商人|体《てい》の男は、あたふたと立ち....
或る女」より 著者:有島武郎
めようというについての相談だという事がのみ込めていたので、素直《すなお》に立って座をはずした。 中の十畳を隔てた十六畳に二人の寝床は取ってあったが、二人の会話....
生まれいずる悩み」より 著者:有島武郎
ほととたたく。Kは機敏に書物から目をあげてこちらを振りかえる。そして驚いたように座を立って来てガラス障子をあける。 「どこに」 君は黙ったまま懐中からスケッチ....
親子」より 著者:有島武郎
らんだことのある時のしぐさだ。彼は座敷に荷物を運び入れる手伝いをした後、父の前に座を取って、そのしぐさに対して不安を感じた。今夜は就寝がきわめて晩くなるなと思っ....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
つ装飾らしいものは見当りませんでした。 私達は神床の前面に、左と右に向き合って座を占めました。その頃の私は最う大分幽界の生活に慣れて来ていましたものの、兎に角....
霊訓」より 著者:浅野和三郎
門戸を開くからで、われ等の懸命の努力も、到底|之をいかんともすることができない。座を組織する立会人中の、ただの一人がそれであった丈でも、しばしば万事水泡に帰せし....
良夜」より 著者:饗庭篁村
てヤヤと愕きたり。「蘭の鉢を庭へ出せよ」と物柔らかに命じながら主公出で来られぬ。座を下りて平伏すれば、「イヤ御遠慮あるな伯父ごとは莫逆の友なり、足下の事は書中に....