» 後生願

「後生願〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

後生願の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
願に任せて至極安穏に、時至って瓜が蔕から離れるが如く俗世界からコロリと滑り出して後生願い一方の人となったのであろう。保胤の妻及び子は何様な人であったか、更に分ら....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ら「隔て」と云うものが出来、進んでは喧嘩、訴訟、戦争なぞが生れるのであろう。 「後生願わん者は糂※甕一つも持つまじきもの」とは実際だ。物の所有は隔ての原で、物の....
特殊部落の犯罪」より 著者:豊島与志雄
竈の前に屈み込んだ。 「おらほめられるわきゃねえよ。家《うち》の祖母《ばあ》さが後生願えで、お前が可哀そうだからちゅうんで、おらに世話あさしてるだよ。おらが知っ....
小さい子供」より 著者:宮本百合子
しいと云う様な気を起させました。 私は自分の居る所の番地も知らずに居る罪のない後生願いの婆さんの事を可愛らしく思い出しながら、大変愉快そうに頬を火照らして微笑....
農村」より 著者:宮本百合子
んちゃ此上ねえ悪い事なんだっし。 腹を立てた様に太い声を出して云うのである。後生願いの良い婆さんだから私に、本願寺にお参りさせて呉れろと云う。案内して呉れと....