» 打ち遣

「打ち遣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打ち遣の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
罪人」より 著者:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ
なくちゃあならないのだ。公民たるこっちとらが社会の安全を謀るか、それとも構わずに打ち遣って置くかだ。」 こんな風な事をもう少ししゃべった。そして物を言うと、胸....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
うもあれが 可哀いグレエトヘンに似ているようだがな。 メフィストフェレス打ち遣ってお置なさい。あれに手を出すと災難です。 あれはまやかしです。影です。生....
草枕」より 著者:夏目漱石
笑いながら聞いて見る。久一君は、少々自棄《やけ》の気味で、 「分りゃしません」と打ち遣《や》ったように云い放ったが、わからん硯を、自分の前へ置いて、眺《なが》め....
虞美人草」より 著者:夏目漱石
第一義だ。困るのは……」 「困るのは何だい」 「大抵困るじゃないか」と甲野さんは打ち遣《や》った。 「そう困った日にゃ方《ほう》が付かない。御手本が無くなる訳だ....
琴のそら音」より 著者:夏目漱石
いかんと云うのさ。しかし用心をしろと云ったって別段用心の仕様《しよう》もないから打ち遣《や》って置くから構わないが、うるさいには閉口だ」 「そんなに鳴き立てるの....
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
ている」と大きな声をする。この声を第一に聞きつけたのが御三である。羽根も羽子板も打ち遣《や》って勝手から「あらまあ」と飛込んで来る。細君は縮緬《ちりめん》の紋付....
」より 著者:森鴎外
。そうでない奴は、誰でも彼でも一切いるもいないも同じ事だ。てんで相手にならない。打ち遣って置く。なぐるなんと云う余計な手数は掛けない。そんな無駄をする程なら、己....