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「打交〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打交の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
葛飾砂子」より 著者:泉鏡花
を打合せの帯、結目を小さく、心を入れないで帯上は赤の菊五郎格子、帯留も赤と紫との打交ぜ、素足に小町下駄を穿いてからからと家を。 一体|三味線屋で、家業柄出入る....
河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
枝の節の処へ、構わない、足が重るまでも一所に踏掛けて、人形の首を、藁苞にさして、打交えた形に、両方から覗いて、咽喉に嵌めて、同時に踏はずして、ぶらんこに釣下ろう....
三枚続」より 著者:泉鏡花
めて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は引張って、十文字は組違え、打交えは鷹の羽だと、呑込んでいるんじゃあ為方がありません、私あもう詰らねえ。」と....
知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
ぎあえるなど、見る眼あつげならざるはなし。とある家にて百万遍の念仏会を催し、爺嫗打交りて大なる珠数を繰りながら名号唱えたる、特に声さえ沸ゆるかと聞えたり。 上....
日を愛しむ」より 著者:外村繁
ていたが、やがて夕風に誘われるように、翅を慄わせて、鳴き始めた。よほど激しく翅を打交わすからであろうか、翅の輪郭は目に霞み、却って静止しているかに見えた。 「流....
相馬の仇討」より 著者:直木三十五
座を降りて、楽屋――と云っても書割のうしろで坐る所も無い。碌に削りもしない白木を打交《うちちが》えた腰掛が二つばかり、腰を下して渋茶をすすっていると、 「喜遊次....
日和下駄」より 著者:永井荷風
で、堂摺連《どうするれん》の手拍子《てびょうし》は毎夜|張扇《はりおうぎ》の響に打交《うちまじわ》る。両国《りょうごく》の広小路《ひろこうじ》に沿うて石を敷いた....
女大学評論」より 著者:福沢諭吉
るゝに足らず。我輩は斯る田舎らしき外面を装うよりも、婦人の思想を高きに導き、男女打交りて遊戯談笑自由自在の間にも、疑わしき事実の行われざるを願う者なり。教育の必....
姫たちばな」より 著者:室生犀星
夫の眼はぎらついて、何時でも矢を番えるようなじりじりした身構えを基経の息づかいに打交して行った。基経はもう寸時も猶予していられぬ切迫したものを浮き沈みしている小....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
弟であるから、その日の客になって、来ていたのであろう。 長唄が畢ってから、主客打交っての能があって、女芸人らは陪観を許された。津軽侯は「船弁慶」を舞った。勝久....